視覚障害者の社会参加へスマホが強い味方に
2024/08/12
社会・経済
市電の日(4月10日)を前に、「とよはし市電を愛する会」は7日、市内線の赤岩口車庫でイベントを開いた。豊橋鉄道が協力し、大勢の来場者でにぎわった。
毎年恒例で今年は豊橋鉄道100周年のPRを兼ねた。車庫内には開業当時の色にラッピングされた「ほっトラム」が停車。子どもたちが運転士の制服を着て、運転台や車両の前で記念撮影した。
他に豊鉄グッズの販売、渥美線や市内線の模型電車の展示、道の駅「もっくる」による移動販売、「ヤマサちくわ」のキッチンカー販売、豊橋上下水道局による「とよっすい」の試飲など、さまざまな企画があり、来場者の笑顔があふれた。
また、車庫はこの日開催されたJR東海「さわやかウォーキング」のゴール地点になった。参加者は豊橋駅をスタートし、向山緑地、岩田運動公園などを巡る約10㌔のコースを歩いた。鉄道好きも多く、停車する車両を撮影する人の姿もあった。
運転士の制服を着て記念撮影した小学4年の松尾芽依さんは「制服から運転士の仕事の重みを感じました。市電が走る豊橋に生まれて良かった」と話していた。
愛する会の高須博久会長は「天気に恵まれ、大勢の皆さんが次々と来場してくれました。今年は豊橋鉄道の記念すべき100周年。私たちも応援します」と話していた。
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