復活した牛川の渡し船=豊橋市の豊川左岸で

豊橋市の牛川渡舟が復活、記念式典で再出航祝う

2024/08/06 21:00
社会・経済

豪雨で船体が損傷、営業を取りやめていた豊橋市の牛川の渡し船が15日から運航再開した。

一時は廃船も心配されたが、市と運営管理者の協力で船体の修復費用を捻出。●カ月ぶり運航に関係者や長年の愛用者

らが喜んだ。

 

写真2(地図) 豊橋市の中心部にも近い牛川の渡し舟

渡し舟は豊橋市牛川町の豊川(とよがわ)右岸と大村町の左岸を渡す交通手段として、地元住民らが長年にわたり愛用してきた。車や公共交通機関が発達した現在も自転車と一緒に川を渡る光景が見られる。

大村町の大学生鈴木イチローさんは、左岸に隣接する豊橋創造大学の3年生。

「豊川を渡ればすぐ学校ですから使わない手はないと頻繁に乗っています。バスとは違った景色が通学で楽しめるのはある意味特権です」と話す。

そのルーツは平安時代にさかのぼるとされる。

 

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