夏休みの宿題をする児童たち=JAひまわり一宮支店で

JAひまわりが子どもたちの夏休み宿題支援

2024/08/06 21:00
社会・経済

 JAひまわりは、子どもたちの夏休みの宿題を支援するため、支店を開放するほか、集出荷センターの見学ツアーを開いている。

 7支店で5~7日、「夏休み宿題見守りデー」を開催中。各支店に小学3~6年の児童が訪れ、宿題に取り組み、楽しい遊びをする。

 新たな支店の活動として、地域と農協の接点にしようと初開催した。各店で毎日20人の子どもを受け入れ、職員や組合員が先生役になって教える。

 豊川市大木町の一宮支店では6日、地域の子どもたちがポスター、習字、読書感想文、ドリル、日誌などに取り組んだ。習字では筆の運び方などを教えた。押し付けるのではなく、聞いたら答えるスタイルで優しく見守った。

 その後、交通安全講話を聞き、最後はかき氷を作って味わった。習字に取り組んだ一宮東部小6年の金田花音さんは「優しく教えてくれるので、家でやるよりも参考になることが多かった」と話した。

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 7月31日には、三上町に開設した「総合集出荷センター」で見学ツアーを開いた。夏休みの宿題の一つになっている作文や日記のテーマにしてもらった。

 31人が参加し、アールスメロンやスプレーマムが梱包(こんぽう)、配荷される様子を見たほか、冷蔵庫の中に入った。さらに箱の中に入っている野菜や果物を見ずに手を触れ、何が入っているかを当てるゲームもした。

 児童たちは「大型冷蔵庫の中は寒いくらいだった。豊川市では多くの種類の野菜が作られていることを知った」と述べた。【竹下貴信】

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